当社は、従業員の健康こそが持続的成長に資する重要な要素と捉え、会社全体で従業員が健康になれる施策を積極的に推進していきます。将来に向けて従業員が生き生きと働ける職場を目指し、地域住民の方に愛される企業を目指していきます。
代表取締役社長
菊池 健次郎
当社は、従業員の健康こそが持続的成長に資する重要な要素と捉え、会社全体で従業員が健康になれる施策を積極的に推進していきます。将来に向けて従業員が生き生きと働ける職場を目指し、地域住民の方に愛される企業を目指していきます。
代表取締役社長
菊池 健次郎

代表取締役社長が健康経営の中心として組織体制の構築を行い、その方針をもとに工場全体の取り組みを取締役(工場長)が健康づくり責任者(総務部長)と協議し、健康経営を強化・牽引しています。
また、2022年7月からは、健康推進室が発足し、喫煙や肥満などの身体の健康課題の改善に加え、ヘルスリテラシー向上を目標に産業保健スタッフが人事部門と連携しながら積極的に健康経営を推進しています。今後も産業医、健康保険組合、労働組合と連携し、さらなる風土改革を進め、従業員がイキイキとエンゲージメント高く働ける職場環境の構築を進めていきます。
日本精工九州株式会社は、すべての従業員一人ひとりがイキイキと働き、その能力を最大限に発揮できるよう、健康増進、疾病予防に向けた各施策の推進や新しい動きを通じて、より良い職場づくりを積極的に進めています。
その一環として、受動喫煙を含む喫煙の健康リスク低減に向けた取り組みを鋭意実行することを宣言します。
日本精工九州株式会社
工場長
永川 倫光
NSKグループは、2022年度より5ヵ年の中期経営計画(MTP2026)を策定し、「変わる 超える」で1兆円企業を目指しています。日本精工九州では “今を超える”働きやすい職場環境を目指していくため、健康診断結果の改善、喫煙率の低下、エンゲージメント向上を中心に中長期目標を策定しました。コロナ禍により生活様式が急激に変化した影響もあり、新たな健康課題が顕在化しつつある中、肥満や運動習慣、喫煙などに対する各健康指標に4年後のKPIを定め、そのための取り組みをさらに強化しています。肥満については、看護師がハイリスクアプローチとして保健指導および特定保健指導に注力。2023年度はついに実績率100%を達成することができました。今後もこの成果を維持し、継続して取り組んでまいります。
また、喫煙については、2019年から“看護師さんと禁煙しようプロジェクト”(看護師による禁煙支援)やCure App様と健康保険組合が連携したascure禁煙プログラム(無料の禁煙支援アプリの導入)、毎月22日を敷地内全面禁煙日(スワンスワンデー)に設定する等、徐々に風土改革を進め、喫煙率の低減に向けた取り組みを行ってきました。2022年7月に工場長より禁煙推進宣言を発表し、2023年4月に敷地内全面禁煙を開始しました。2026年に喫煙率20%の目標を達成するため 4か年の計画を立ててアウトカム管理を進めております。


ストレスチェック後の組織改善活動として「目指せ!つながりプラス職場」を実施しています。「つながりプラス職場」とは、“人・組織が「たて」と「よこ」につながることでシナジー効果を生み、一人ひとりがイキイキと働ける良い職場環境”を指しており、先輩・上司・同僚・他部署・他工場との連携を大切にすることで、エンゲージメントが高い職場環境を目指しています。毎年、所属長が自所属の組織活性化の目標を掲示板に宣言し、その内容を従業員が振り返りながら、さらなる施策を検討し組織改善活動を行います。目標、実行、評価、改善のサイクルを実践し、組織全体のコミュニケーションの促進や高ストレス者を減らす為の取り組みとなっています。
心の健康づくりをテーマとして、各組織に教育担当者を選任し、その対象者にメンタルヘルスセルフケア研修を実施しています。また、その内容を部下に教育するという、ピラミッド型のレクチャー形式により通常の研修よりも高い効果を得られるよう工夫して実施しています。実施内容はストレスを感じた時にどう向き合うか、またストレスとは何か、その対処法、などを習得する場として実施しています。また、管理職に対しては、安全文化のワークショップなどを通じて、安全の重要性だけでなく、心理的安全性の重要さや傾聴にまつわる知識の習得などの機会として設け、社員のマネジメント力の向上に努めています。
社員がイキイキと働ける風土を築き、「この会社に入って健康になれた」と実感できる環境づくりを目指して、研修を実施しています。 研修では、メンタルヘルスに加え、睡眠をテーマにしたプログラムも実施しています。質の高い睡眠は、脳機能や心理的健康の改善、免疫力の向上など、さまざまな健康効果が期待できます。 従業員が正しい知識を身につけ、自らの睡眠状態を改善できるようになることで、より多くの人が健康を維持し、生活の質を高めていけるよう支援していきます。
2023年7月10日、線状降水帯が相次いで発生し、九州北部で記録的な大雨となりました。土砂崩れや河川の氾濫で、多くの従業員が住居や車の浸水被害を受けました。8月上旬には、被害を受けた従業員に対し、臨床心理士がヒアリングを実施し、災害後の状態確認、早期の心のケアに努めました。

従業員の心の健康づくり及び活気のある職場づくりに取り組むために、厚生労働省「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に従って、当社の心の健康づくり活動の具体的推進方法を定めた「心の健康づくり計画」を策定しました。新規に臨床心理士をメンタルヘルス推進担当者として社内に設置し、産業医、看護師、健康保険組合、社長及び健康づくり責任者と協力し、従業員のニーズを新規施策に反映させつつ、健康経営を進めていきます。
2022年は、からだとこころを整える体制を構築しました。からだの健康については、産業保健スタッフによる禁煙支援プログラム、 『看護師さんと禁煙しよう』の禁煙支援策のほか、毎月22日の全面禁煙(スワンスワンデー)、産業医による喫煙所ヒアリング などを実施し、喫煙環境の見直しを実施。 また禁煙ワイガヤ(禁煙者、非喫煙者による座談会)を行うことで、従業員の声を 聴き、禁煙施策に反映させるなどの取り組みを実施してきました。 2023年4月より、敷地内全面禁煙を実施。禁煙支援プロ グラムを継続し、禁煙ポスター掲示などの活動を通し、喫煙率は43.7%(2022年)より37.5%(2025年) まで約6%低下しています。今後も、従業員に寄り添った支援を継続し、様々な取り組みを勧めていきます。



ヨガ体験やうきは市ロードーレース大会に参加をしています。社内ヨガインストラクターによるYOGA を実施。 また、うきは市のロードレース大会に参加。参加のために練習会を実施し、定期的に運動を行うことで運動習慣を醸成し、行動変容につなげる取り組みを進めています。



2018年以降、生活習慣病対策として看護師による「特定保健指導」を社内にて実施しています。この取組みにより、普段仕事で忙しく医療機関へ行けなかった方が特定保健指導を受けられるようになり、受診者は毎年90%を超過しております。健康相談も併せて実施し、持病がある方や喫煙習慣がある方、また女性特有の病気に対する不安がある方などに幅広い方に声掛けを行い、健康全般のサポート体制や環境を整えています。
長時間立位作業にて起こる腰痛・膝痛予防対策、運動習慣率を上昇させ、従業員がイキイキと働ける職場風土、安心・安全・健康な職場環境づくりのため、ゼビオ様と協賛しイベントを開催しました。また、シューフィッティング後にはウォーキングイベントを開催。従業員だけでなく、ご家族も一緒に運動習慣醸成への取り組みをしています。





従業員のみなさんが自分のからだを知り、健康意識を高め、イキイキと働ける体づくりを応援するためのダイエットプログラムやファイトマーシャル(格闘技エクササイズ)・ コンディショニングトレーニング体験を実施しています。ダイエットプログラムでは、合同会社ウエルネスCo'Heiの佐々木トレーナーとパーソナルトレーニング(シェイプアップ・腰痛予防・筋力強化)を3ヵ月間行います。トレーニングや食事の質と量に気をつける事でダイエットに成功し、体調の改善につながっています。今後も運動をする楽しさを知ってもらい、運動するキッカケを作る取り込みを行っていきます。


食生活における健康リテラシー向上を目的として、手のひらをセンサーに約30秒あてるだけで、簡単に推定野菜摂取量を見える化できるベジチェックイベントを実施しました。 参加者にはカゴメ様より野菜ジュースのプレゼントを渡し、楽しみながら健康になれるイベントを進めています。また、食堂にて健康メニューを月に2回導入しています。 野菜がたくさん摂れるや健康的で美味しかった。と好評なので、今後も進めていきます。




熱中症対策として、プレクーリング(仕事前に行う身体冷却の方法)の実施や屋外勤務者を対象に速乾ユニフォームや空調服の貸与を行い、7月には産業医による熱中症セミナーを実施しました。また2023年8月より熱中症アラート強化でWBGT測定の数値が28℃を超えたタイミングで管理者がマイクにてアナウンスを行い、従業員に対し周知徹底しました。2023年9月から試験的にウェアラブル端末を屋外勤務者に着用していただき、熱中症リスクが高い状態になった場合は本人に振動で知らせることで未然防止対策を行っております。




休職復帰の際にスムーズに現場に復帰できるように復職体制の強化を進めています。
産業医および産業保健スタッフによる復帰面談の実施に加え、休職期間を複数回繰り返す可能性がある社員については、再休職を防ぐため、「トライアル勤務」を適用。一定期間、配慮が必要な状態を現場が把握したうえで復帰させ、復帰から数か月~半年は生活リズム表の記載を義務付け、必要な措置を実施する取り組みを進めています。また、休職が長かった社員などは、通勤訓練を一定期間行い、職場にスムーズに復帰できるようサポート体制を構築しています。
2022年2月より配信をスタートさせた社内情報誌「N九健推だより」や、5月に発行した「スマートヘルス日記」(禁煙成功体験記)は、「健康に職業人生を歩んでいく」ことをテーマに、産業保健スタッフが"こころと身体の健康"に焦点を充て作成した健康バイブルとも言うべき情報誌です。また、現在の世間的な健康経営の風潮をとらえた新聞「N九健康経営新聞」を発行し、掲示板に公開するなど、従業員への健康情報の展開にも力を入れています。健康であることが持続的に業務パフォーマンスの向上に寄与すると考え、それぞれを定期的に発行しています。



ダイハツ九州株式会社様と健康経営の相互啓発、地域企業の活性化につなげるべく、健康新規施策の検討などを行いました。交流会で得られた意見を参考に今後の施策につなげていきます。また、今後は交流会の規模を大きくし、うきは市周辺の企業をさらに盛り上げていけるよう進めていきます。



2022年9月より、当社の健康経営をより前進させていくために、健康経営戦略マップを策定しました。健康課題や具体的な取り組み内容、健康経営の実践で解決できる経営課題などを可視化し、PDCAを回しながら従業員の健康を保持・増進を進めていきます。また、現場の声を取り入れ、従業員の意見を反映させた取り組みを行うことで、社員エンゲージメントの向上も期待できると考え、健康で働きやすい職場を目指していきます。
ふくおか健康づくり県民会議にて福岡県服部知事より健康づくり優良取組団体として表彰を受けました。

2025年度、経済産業省が公表する「健康経営優良法人 ネクストブライト1000」に認定されています。

2025年度、健康保険組合連合会東京連合会が実施する健康優良企業認定制度に認定されています。
